ディレクターの本番10秒前カウントには「9」がありません、何でかわかりますか~?
おはようございまーす!くりあんです。
「キュー」(GOサイン)と「9」をアナウンサーが勘違いしない様に、
10秒前~、8、7、6…とカウントしていくのです。
さて今日は“アナスク中盤編”、キュー!ということでこんなテーマでお話していきます!
結果の出やすい自己紹介・自己PRとは
- 【以下がスクールの基礎科で学ぶ授業内容】
- 腹式呼吸を身につけ、正しい発声から学ぶ
- あ行~わ行までの正しい音の出し方
- 無声化・鼻濁音(びだくおん)・拗音(ようおん)の癖のない正しい音の出し方
- 早口言葉
- 今日はここ!☞自己紹介でどれだか自分を出せるかの練習
- ニュース原稿読みの練習
- CMの協賛企業読みの練習
- パネルをみて描写する練習
- 今まで学んできたニュース読みやフリートークを収録する
自己紹介・自己PR…就活生が幾度となくぶつかる壁
難しいですよねぇぇ。ほんっと悩ましいんですよ、自己をアピール!!!自己PR!
くりあんも回り道を何度もして、ようやくこれだ!と思ったときには就活中盤。地方局の就活くらいからの遅~いスタートでした。
結論から言います。くりあんが学んだ“結果に繋がる自己PR”はズバリ
その面接会場の空気感に合わせて、その場で自己PRを作る
です!!何を言っているのだ?となった方へ(多分みなさんがそうなってますよね)
重要なのは、就活生が話している時の表情、声色、雰囲気…なんです。
だからこそ、その面接会場に実際に来て肌で感じた空気感を素直に受け入れて
「あ、今日はこのエピソードをPRで話したい」と用意してきたPRのなかから選びます。
“話したい”というその気持ちが、話している時の表情を明るくさせ、声色に楽しさの感情がのり、雰囲気がやわらかくなり、結果面接官に好印象を持たれるということです。
大切なのは「内容」ではなく「気持ち」だということです。どんなに内容が良くてもどんなに思考を凝らした内容でも、何度もその内容を自己PRで話していて自分自身が飽きていたら感情はのりません。
それよりも、不安が多少あったとしても「今はこれが話したい!」と思える新鮮な内容を多少まとまりがなくとも感情がのっているのなら、こちらの方が面接は通るとくりあんは思いますし、くりあんはそうして面接をクリアしてきました。くりあんが実際に自己PRで言った内容は以下です
それでは、くりあんさん。自己PRを30 秒でお願いします
今朝、この面接会場に向かっている際に“とある気付き“がありました。
歩いている道がコンクリートから三つ葉のクローバーに突然変わったのです。その時にずっと下を向いて歩いていたことに気付きました。この局でアナウンサーとして活躍する自分の姿を何度もイメージをして楽しみにしていたはずが、いざ面接当日になると不安で胸を張れていなかったことに気付かされました。ですが今、大学生活で最も力を入れた部活動に負けないくらい、胸を張って臨めています!
…この面接、通りました。
後々、面接をした局員から話を聞ける機会があり、こんなことを言っていました。
「あの時の自己PRは、くりあんさんの表情が活き活きとしていて、素直にありのままの姿で話しているのが分かって嬉しかった。話している時に一緒になって同じ情景を見ている様で距離感が縮まった気がした。うちの局のアナウンサーになったらどんなアナウンサーになるのだろうと自然と考えていた」
・・・面接官が覚えているのは内容じゃないんです。印象なんです。
そしてその人の素直な感情やありのままの姿を面接官は見たいのです。
面接官の前に立つまで全てが、エピソード候補。アンテナを常にはる
心が動いた瞬間を切り取り、すぐに話せるようにしておきます。
ポイントは話口調であること「お母さん、あのねー」から始まるようなあのテイストです。
あとはそこに自己PRのキーワードやら強みを短く足していく。
他の就活生が口にできそうなことはとことん省く。
「はじめまして、東京から参りました●●です」
「本日はお時間を頂き有難うございます。どうぞ宜しくお願い致します」
要らないよ、要らない!そのありふれた言葉たちに“自分らしさ”はない。全ての言葉に自分を注ぎ込んでいかなくっちゃ!もったいないです。ヒジョーに。でも気を付けてね、
奇抜なコトや突拍子もないことをしたりと、自分を見失ったサービス精神は要らない
“ありのままでいる“これ一強ですよ。これしか勝たんってやつ。
いつもの自分をいかに自然に出せるか、そこだけに注力するんです。口で言うのは簡単ですが、確実に緊張する場面で、初対面の強面の人が目の前にいて。みんな怖そうに見えて。そのなかで自然体でいる。…ね、すごく難しいことなのですよ。
指示された自己PRの時間が30秒なら、30秒ぴったりか30秒以下がベスト
アナウンサーですから求められるものの一つに“尺調整”は必須です。
生放送で30秒のところを31秒まで話したら??放送事故ですよ…30秒ぴったりか、5秒残しが理想ですね。余り過ぎても気持ちが悪いものです。
大切なのは、緊張している時の自分の時間の感覚や話すスピードの変化を把握しておくことです。
緊張すると、鼓動の速さに合わせて話すスピードも早くなるでしょう?日頃から言葉にして、自分のなかに時間の感覚を身に着けておきましょう。
重要なのは、話している時の表情、声色、雰囲気…ですよ♪
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