おはようございまーす!「雲ひとつない青空」という表現はリポートではなるべく使わない様にしています、くりあんです。
青空が広がっていても風が強い日にはどこからか雲が流れてきて、リポート中に雲が映り込んで気まずかった経験があります。実際にこんな感じでした☟
「今日は、雲ひとつつない青空が広がって…(ポツンと雲が現る)あらっ?雲…(汗)
雲ひとつ見つけてしまいました、あはははー(苦笑)」
というわけで今日は一点の曇りもないスクール体験談第二弾!ということで、はじめまーす
「基礎科クラス」の授業内容の詳細~腹式呼吸・発声練習~
- 胸式呼吸から腹式呼吸で多く空気を取り込む
- 喉を開けて声を出す感覚は“あくび”で分かる?
アナウンススクールでのクラス分けは事前にレベル分けがされているので、安心でした。みんなと自分のスタートラインは一緒。なので「え?腹式呼吸できないの?やば」なんてことにはなりません、ご安心を。そう、アナスクでまず初めに習うのは腹式呼吸からなのです。
胸式(きょうしき)呼吸だとこんな損をしてしまう
普段なにも練習せず無意識だと胸で呼吸を私たちはしています。それを胸式呼吸といいます。
ではなぜ、今まで自然にしていた胸式呼吸がNGなのか。それは、空気を取り込む量が圧倒的に少ないからです。胸式呼吸のままだとこんなデメリットがあります☟
- 呼吸が浅くなるために、一息で読める(話す)量が短くなってしまう
- 腹筋の支えを伴っていないので、声に張りや安定感が出にくい
- 肩が上下して見苦しく余計な力が入りやすい
また、早口なんだよねぇという方は、少ない空気(呼吸)でいっぺんに多くの事を話そうとするから早口になるという明らかな原因があるので、腹式に変えるだけで変化がでてきますよ。
空気の入れる取り込む量が場所が胸orお腹だと、容量の差は歴然です。
ニュースを読むのに腹式のまま、自分の呼吸リズムでいちいち息継ぎをしていたら、視聴者は聴きづらくてチャンネル変えますよね。
アナウンサーは腹式呼吸、必須。
でももともとは胸で呼吸をする習慣があるので、意識をしないと腹式呼吸に変えられません。だからこそわざわざ何時間も何日もかけて練習をし、腹式呼吸の感覚を身体に覚えさせるのです。
吸った空気はお腹へ➡「お腹がふくらむ」
お腹に入った空気を吐き出す➡「お腹がへこむ」…この感覚!寝てやると身体の力が抜けてやりやすい!
腹式呼吸ができるとこんな得がある
多くの空気をお腹に取り入れ、深い呼吸が出来ることによりどんな「得」があるかと言いますと…
- 声が震えることなく安定して出せるようになる
- 通る声、聞き取りやすい声になる
- 呼吸のコントロールができ、長めの一文を息継ぎなして読める
- 精神面にも影響し、重心が安定することで緊張も和らぐ
などなど。いいこと尽くし!!そして第2ステージが…
発声“多く取り込んだ空気にのせて声を出す”練習
突然ですが。あくび、してみてください。ふぁあぁぁあ~
はい!あくびをした瞬間、喉が自然と開きました!そのまま何でも良いので声を出してみてください。
ふぁあぁぁあ~あーーーーーー
これが正しい発声。正しい喉の開き方です。簡単に言うと以上です。私が発声練習をするときにはハミング「ん~~」から始めて、ゆっくりとそこから「んあ~~」と徐々に声を出していきます。
でもこの感覚的なものって、自分ひとりだと合っているのかわからないですよね。気付いたら間違った声の出し方をして喉を傷めることもあるからやはりここは大切に取得していきたいところ!
教室内に響き渡る「あ・え・い・う・え・お・あ・お」
腹式呼吸の仕方を身体で覚え、喉を開いて気持ちよ~く声が出せるようになるので
それはそれは響く声で発声練習を教室で一斉に合唱。そこに先生はこう言い放っていきます
先生:「もっと声を前にー!」「教室の壁を突き破り遠い遠い山まで声をぶつけるイメージでー!」
突き破る…?ぶつける?!…物騒っ!なんか表現が物騒!笑
と内心でツッコミながらやっていたのはここだけの話。
発声練習はア行からワ行までの口の形を全て学びます。いつも授業が終わった時にはへとへと。特に顎がすごく疲れていて、帰宅して母から「おかえりー!お煎餅たべるー?」と聞かれ
「いらなぁぁぁぁひ(すでに力が入らない)絶対いらなぁぁひ」と全力で断るくらい、疲弊。
そんな日々を繰り返していくと、気付けばハキハキと話せる様になっている実感。すごく嬉しくて。もっともっとスキルを身に着けたい!と気持ちも前向きになっていきました。声ってそれだけパワーを秘めているんですねぇ。
腹式呼吸、発声練習はスポーツでいう準備体操ですから、ようやくここからがスタートです。
そしてくりあんは、ここから徐々に自信を失っていくのでした…(何があった!?)
次回は、基礎科クラスで学んだ中盤編について書いていきます♪
ではまた明日お会いしましょう~くりあんでした!
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