#4 アナスク体験談/中盤編~ニュース原稿読みについて~

スクール実体験

本番の時間が迫っていても絶対に走りません。おはようございまーす!くりあんです。
なぜか。後に仕事に支障をきたすからです。

走るとしばらくは息が上がった状態のままになり、身体は早く酸素を補給しようと
胸で呼吸をしだして腹式呼吸がしずらくなります。

すると、まともなニュース読みができなくなってしまう!ダメ。ゼッタイ!

どんなに急いでいても、すり足で早歩き。周りには“急いでます感”を出すだけスタイルを貫いています。

面接前、大事なプレゼン前など“ここぞ!という時ほど走ってはいけません”

さて、今日も急ぎ足にならないよう、一歩一歩。綴ってまいります!本日はこんなテーマでお話していきますよ~。

ニュース原稿が読めるようになるまでの道のり

【以下がスクールの基礎科で学ぶ授業内容】

  • 腹式呼吸を身につけ、正しい発声から学ぶ
  • あ行~わ行までの正しい音の出し方
  • 無声化・鼻濁音(びだくおん)・拗音(ようおん)の癖のない正しい音の出し方
  • 早口言葉
  • 自己紹介でどれだか自分を出せるかの練習
  • 今日はここ!☞ニュース原稿読みの練習
  • CMの協賛企業読みの練習
  • パネルをみて描写する練習
  • 今まで学んできたニュース読みやフリートークを収録する

基礎が身についてからがスタート

上記にある“腹式呼吸OK、あ~わ行の正しい音OK、滑舌練習もOK”の状態になって
はじめてニュースを読むことができます。

「なんとなく大丈夫だろう」でニュース読みの練習をしてしまうと、変な読みの癖がついて、後々修正に時間がかかりもったいないです。基礎を固めてからです☆

原稿の内容をサッと把握
  • このニュースはどんなニュースなのか
  • 何を伝えたいのか
  • どこでブレスをとるか
  • 強調すべき単語はどれか
  • 聞き取りづらそうな単語はあるか
  • どんなテンションで読むべきか…を1~3分ほどで判断します。

下読みの時間はほぼないと思っていた方が良いです。


例えば10分と時間を決めてニュースを読む練習をする際に、

10分まるごと使って1つのニュース原稿の下読みを完璧にするよりも、

1つのニュースの所要時間は2分以内と決め、5つのニュースを読んでいくような、数をこなす練習の方がより実践的です。

面接でのニュース読みの時にも役立つのは後者のやり方です。

下読みにかける時間はさほどないので、数をこなすことを意識してみてください♪

綺麗に読むは、不正解。正しい日本語で正確に読むが、正解。

「声を前に出して、聞き取りやすい様に読むぞ」「マイクに声がのるように綺麗に読むぞ」はNGです。

持つべき意識は、ニュースの内容を正確に、正しい日本語で読むが正解です。

ニュースを読むうえで一番やってはいけない間違いがこの2点だからです。これができていなければ元も子もありません。

綺麗な声、聞き取りやすい声はもう身についているはずですから、
そこは意識するところではなく、当たり前の部分というわけです。

gg
原稿を見ずに内容を人に話せますか?

ニュース原稿を読んだ後、スクールの先生に決まってこう聞かれます。

先生<br>
先生

「原稿を見ずに、今読んだニュースの内容を簡潔に私に教えてください。」

下読みの段階でニュースの内容を要約できていると自覚していても、


実際、そう聞かれてすぐに答えられる人と答えに詰まる人で分かれるんです。

前者は、<読みながら、自分の読んでいる声を自分の耳でも客観的に聞けている人>


後者は、<アクセント気を付けなくちゃ。漢字の読み方間違ってないかなと気を取られている人>

視聴者が聞きやすいのは当然、内容をパッと答えられる人のニュース読みですよね。

他のスクール生のニュース原稿読みを聞いていると刺激になる

凄く伝わるニュース読みをするスクール生がいて「今のニュースさ、どうやって読んだの?」と聞くと

生徒
生徒

このニュースはこういう内容だから、主語になるのはこの単語とこの単語の音を立てて強調することと、場の転換があるところに間を入れて、あとは“”てにをは”が目立たない様にして読んだかな♪

パーフェクトッ!何この人すごくなぁぁぁぁい!?と感激したくりあんでした。

内容把握は当たり前、そのうえで伝わる読み方の工夫を自分なりにし、
それをさも当然のようにできちゃう自慢のスクール友達っ!(もちろんアナウンサーになりました)

うん、大事なこと言いましたよ、私のお仲間。

目立たせない“てにをは”の方法。間の取り方。

🐄「モーーーーー」

ではなく、“マーーーー”の話か。笑

これは実際のニューススタジオでは、目の前に映像が流れていますが、練習中はイメージするしかない!

例えば、「ここは主語になる人の顔が出ている(はず)」「ここで場面転換。情景が変わる(はず)」の様な感じで原稿に印を入れ、1・2秒の“間”をとるのです。

文章を区切る場所が間を入れる場所。

スクール時代から“間は魔である”なんて習いますから、重宝するスキルの一つです。

強調させたい単語&文言の前に少しの間をとえうだけで、その単語は強調されますよ!
「もっと!(間をとる)楽しそうに話してください」「もっと楽しそうに(間をとる)話してください」…印象違いますよね!      

意識しないと癖がつきやすい“てにをは”                         

~、Aさん~、の言葉と言葉をつなぐ助詞にあたる部分が目立ってはNGです。主語となる主語がメインなはず。

そうならない様にするためには、“てにをは”の前の頭の音を上げる事。

すると、そこについている助詞の音が目立たなくなるんです。

色々と書いてきましたが、今日のまとめです♪

基礎を固めてからニュース読み練習はスタート!(間)癖のない読み(間)正確な読みを意識!

どうでしょう?間のお陰で伝わったでしょう?(笑)

ではまた明日☆くりあんでした!

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