自分の名札より「値札」が必要

つぶやき的な

“自分の値札って何だろう”コロナ禍で最も考えるテーマがこれでした。

いきなり何を言い出すだという感じですが(笑)

自分の経験値をどう活かしていくのか、自身で発掘する作業時間が増えたように思います。

ニュース原稿読み、MC、インタビュー、ナレーション、対談…なんでもやってきたこの10年。

でもそれは与えられた「私の名札」であって、自分の価値がお金になる「値札」にはならないんですよね。フリーになるとなおさら感じます。自分で売り込まなくては何でもこなせるフリーアナウンサーとしての鮮度がどんどん落ちていく。使い古された名札、そんな感覚です。

仕事帰りに立ち寄った本屋に並ぶタイトルを見ても、今後生き残る業界・伸びる業界…そんなタイトルの書籍が増えたように感じます。

業界でいうとマスコミ業界のアナウンサーという職種は、これから伸びる業種というまでにはいかないでしょう。

今だってニュースはロボットが読み上げられている現実。しかも上手い。(笑)

IT技術が進み、ロボットと共存…できるかな。そんなIT社会で自身が生き残るためには??どうすればいいんでしょう。

私が今のところ出している答えは、“自分のスキルに値札をつける”です。

学生時代、漢字に強いアピールだ!漢検とろう、とか礼儀作法は出来ていますよアピールだ!秘書検とろうと履歴書に書く為の資格を取っていました。

でもそれって面接官にも何年か先の就職してからの自分にも響かないものなんだと実感したんです。

マスコミ業界に入るために、どんなスキルが必要か?でそのスキルを取得すべく勉強しますよね、そして晴れて合格でめでたし…ではなく、ここからの行動が必要だったなって思うのです。

深く追求していくことが必須。そう思うと上記の資格を深く追及したところでアナウンサー受験、アナウンサーになってから凄く必要な資格ではなかったなって。

それだったら説得力のあるニュース読みがしたいから企業情勢に詳しくなるため、まずは上場している企業のことを知るために株の世界に飛び込んでみた!とか、

時事ニュースをより理解するために毎日切り貼りブックを作り続けた。とか実践が重要なわけです。そこまでに至るその発想も。

くりあん
くりあん

英会話力は値札が付きやすい気がするなぁ

そういったところでいえば、私の苦手な(今も)英会話力をアピールできる資格を猛勉強してとり、ネイティブスピーカーと交流し、世界と繋がる実践をとことん極めた方がよっぽど「値札」がつくと私は思うのです。(英語を勉強し直してはいるんですけど…とはいえ、現状の進みは悪い笑)

そう思っているところに、大人こそ教育し直すべきだ!という“リカレント教育”の重要性が注目されているというニュースを目にし、本質的な自分の価値向上の必要性に気付いた私も勉強し直してしているところです。

まずは自分がどんな人間になりたいのか、という所から。

そしてその人間になるべく、どんなスキルを磨いて勝負していきたいのか

私は今、アナウンサーとしての経験をアウトプットすべく講師業を昨年末から始め、発信できる場が有難くあるので、そこで自分の価値を見出そうとしているところです。

アウトプットする作業をしていると、日常に起こる全てが教材になるので、コロナ禍でも生きる事が楽になりました。

今日ここで書き留めておきたいことは【自分が探求しようとしている分野について深く知る事からクリエイティビティは生まれる】ということ。

使い古された自分の名札は捨て、自分の値札をつくっていきたい。日々、勉強!日々、気付き!

アナウンサーという職種は凄く面白いし正解のない奥の深い職種。値札のつくアナウンサーになるためにはもう一工夫、もう二工夫。令和には求められているのを肌で感じています。

講師をしていて、特に個別で指導をしていると、その時その時に心地の良い着地点が見え隠れするから、これまた面白い…。日々の気付きに身をゆだねながら、値札を模索している今日この頃でした!

報告みたいな投稿、おしまいっ!

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